買取で売却

不動産の状態やお客様のご事情によっては「仲介での売買」を選択するよりも

「不動産の買取」を選んでいただいた方が良い場合があります。

仲介での売買は、買う方は一般の方となります。

「築年数が経った戸建」や「長年お手入れがされてない土地」を現状のままの状態で見ても、

何にどのくらい費用をかければ使えるようになるのかイメージが湧かない場合がほとんどな上、

物件を探す時に売り出し価格で探されるため、予定外に費用がかかる物件の見学をされても予算オーバーとなり

ご購入に至らないためです。

「築年数が経った戸建」や「長年お手入れがされてない土地」等、

工事費用や土地の整地費用・土地の測量・擁壁(崖)の修繕費用等、

大きな費用をかけないと使える不動産とならない場合は、

月船では買取の方向でのご提案をさせていただいております。

 

 

不動産買取のメリットは、「時間がかからない」「すぐお金なる」「ご近所に売却を知られずに売却できる」「複数で相続された場合等すぐに分けることができる」「次年度の固定資産税を考えなくてよい」「お住み替えの費用に充てることができる」「売却に費用がかからない」など、いろいろな煩わしさがない事がメリットです。

「時間がかからない」買いたい方を募集したり、買いたい方に建物の内観の準備や土地の建築プランのお見積もりができた後のご判断を待ったり、お問い合わせが少ない場合等の価格の変更を考える必要がありません。

「すぐお金になる」不動産の買取は、不動産業者が買取をしますので、状況にもよりますが、2週間~1ヶ月程度で現金化されることになります。「最短〇日」は極端すぎるように思いますので、きっとその不動産に瑕疵(隠れた欠陥)があった場合も想定してかなり安く買取されていることと思います。住宅ローンの残債がある場合でも資金計画が立てやすく、お引渡し時期のご相談が可能ですので、住宅の「お買い換え」などのお住み替え時にもご利用いただけます。

「ご近所に知られずに売却できる」不動産の販売価格は、同じ地域に住むご近所の方にとって所有財産を図るバロメーターとなるため、大きな関心事となるは否めません。不動産の買取では、不動産の所有者が変わるご報告は、すべてのお手続きの終わりにご近所へお伝えすることも可能です。(隣地との土地の確定測量など)

「複数で相続された場合等すぐに分けることができます」不動産は大きな金額の財産となりますが、色々な地域にお住まいのご兄弟など複数の方で相続された場合、平等に使用することは難しいものです。また、使われていない不動産であればなおのこと、維持管理のご負担が特定の方へ行ってしまうことになりかねないのも不動産の特徴です。現金化すれば公平に分配でき、別の形の財産へ形を変えていきます。

「次年度の固定資産税を考えなくてよい」不動産を所有する以上、毎年来るのが「固定資産税の納付書」。有効に使用している不動産なら気にならない金額ですが、「空家」や「空地」で維持管理にも手を焼いている場合、年間数万円でもご負担に感じるものです。仲介での売却はいつ売れるか不透明な状態が続きますが、「不動産の買取」を選ばれるとその心配はなくなります。

「お住み替えの費用に充てることができる」現在のお住まいの不動産を「不動産の買取」で売却され、次のお住み替えをお考えの時、費用を次の不動産のご購入や身内の方のお家に同居される場合のリフォーム費用などに充てることはもちろん可能ですし、次のお住まいが決まる(整う)まで不動産のお引渡しを待ってもらうことも可能ですので、次の計画が立てやすいこともメリットです。

「売却に費用がかからない」仲介で戸建を売り出す場合、買いたいお客様に内覧していたいただく前に、「ハウスクリーニング」が必要となります。また、ひどく汚れたり壊れた建具等、建物の状態によっては、畳やクロスの張替や修繕が必要な場合もあります。見に来て下さるお客様は価格や立地条件がご希望される物とフィットするのでご見学に来て下さるので、高額なお買物となる不動産にできるだけ良い印象をもっていただくためです。そういった事は買い取った不動産業が行いますので、不要となります。また、住みながら売却されたい方の一般のお客様の内覧に日時を決めて内覧させていただくという煩わしさもなくなります。

 

不動産買取のデメリットは、机上査定での価格より下回る場合もあります。机上査定の価格は、土地であれば「更地」の価格であるため、すぐに利用可能な「更地」の状態にするために必要な「工事費用」、買い取る不動産業者への「名義変更の登記費用」、その後の売却のための「広告費」「人件費」が必要となるためです。