人が住まなくなったふる里を忠実に守るようにたたずむ灯篭(とうろう)を末っ子のお家の松の木のそばに移設。地震対策もされた施工で灯篭もやる気マックス、松の木も良さが引き立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

玄関アプローチや周辺、敷地内の土の流失を防ぐ目的と、かねてからの石積のご希望で玄関アプローチは踏み石と大小様々な石で敷き詰め、道路に沿って石積の施行。打ち合わせの際に一目ぼれされた灯篭も設置され、狭いながらも見事な日本のお庭が完成しました。

 

 

 

 

 

 

 

広縁に沓脱石(くつぬぎいし)、寂しかった玄関周辺も灯篭や飛び石・景石に囲まれ情緒ある日本のお庭となりました。

 

 

 

 

 

 

 

玄関前に一人たたずんでいた黒い灯篭も松の木に寄り添い、広縁からの景色に溶け込んできます。お庭の端に蹲(つくばい)、広縁の端に腰掛て時がたつのも忘れてゆったりとした時間を過ごしていただけます。

決して広いお庭ではないのですが、石を施工することで従来からある二本の松の木も建物も灯篭もそれぞれが立派に役割を果たし、素晴らしい場所となりました。表を通る人の目を楽しませるばかりでなく、ここで過ごしたい人が集まる場所となるでしょう。

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